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Toggleもっと本が読みたい大人のための「速読の世界」
長年気にはなってるけど、きっかけが…という方は多かったのではないでしょうか?
今回は、弊所Cheerful pro特別企画として<大人のための1day速読研修>を開催しました。
会社員の女性、個人事業主、税理士事務所の従業員の方々が集合しました。皆さんの読書スピードは勿論、読書に対する姿勢や考え方がガラッと変わった、ある意味一生忘れられない1日になったようです。
速読=時間がかかる?怪しい?
一般的に速読は、おけいこ雑誌「ケイコとマナブ」によく掲載されていたように、何年か通う習い事という位置付けだと思います。
そしてニュースなどのメディアでは、少年がパラパラ本を見て、内容を理解して語るというまるで天才少年を生み出すメソッドのような印象を与えているのではないでしょうか?
「本を早く読めるスキルが欲しいが、毎週通うのは少し億劫…。もし行っても怪しい教室だったらどうしよう。」そんな風に考える大人の方はたくさんいます。そこで、数いる速読講師の中で、「短期集中で学べる」「理論的で実践的」そんな講座を提供されている リーディングフィールズ 代表の今村洋一先生です。
日頃大手メーカー、商社などで大規模研修を行ってらっしゃる今村先生ですが、今回少人数制の特別バージョンで進めていただきました。
東京、山形を中心に講座を開講
まずは読書の姿勢から学ぶ
本を速く読みたい時は、つい「文字を追う目線の移動」をスピードアップさせることに意識が働きます。しかし大切なのはまず正しいフォームを身体に叩き込み、楽に速く読める姿勢を身につけることでした。
視野を狭めない体のフォーム、本の持ち方、疲れにくい姿勢。この辺りを身体に染み込ませる所から始め、研修時間中何度も矯正されました。型を大事にするところはまるで武道のようです。実際、空手などをやっていた方は型を身につけ、それから応用、という学びの基本が身についているので、習得が早いそうです。
↓本気で速読をトレーニングする時は、備品の位置も確認しつつ。
読むスピードの向上はギアチェンジを習得すればできる
今回喜ばれたのは、やはり早いスピードで本を読みまくる時間です。
読書スピードが遅い人は、いつもちゃんと理解しようと1文字ずつ目で追う癖がついているようです。
しかし日常生活では、「なんとなく理解すればいい」「ちょっと詳しく理解したい」「しっかり理解したい」など、目的は様々です。
それによって自分の中の読書スピードのギアを上げたり下げたりしながら読むことが大切だと学びます。
その他にも、
・文章をブロック、まとまりで見る
・ビジネス書は目次を「丁寧に」読むことから始める
など、たくさんのコツも教授いただきます。
読書に対する重要な心構えを体得するお時間でした。
途中、今村先生がお土産にくださったじんだん饅頭は、素朴な甘さが疲れた身体を癒してくれました。
「とても充実した気持ちです。受けれて良かったです。」
研修は夕方に終わり、最後は皆様心地よい疲労感に包まれました。
終了後、参加者から続々と感謝のメッセージが届けられました。その中でお一人の方が、早速速読を実践しながら帰路に着いた感想をくださいましたので、ご紹介します。
「私にはハードなセミナーでしたが、とても充実した気持ちです。
帰りに教わった姿勢で読書をしました。
以前より速く読め、以前より集中力が違うと思います。
セミナーを受けれて良かったです。今後ともよろしくお願いします。」
お越しいただいた皆さま、ありがとうございました!
成長した自分を感じ、生きるのは、いくつになっても楽しいことですね。大学、大学院に入学される高齢者の方が増えているのもその表れでしょう。
Cheerful proでは特に女性の可能性を広げることをサポートしています。
向上心や夢や希望があれば、女性の能力、可能性に限界はありません。
学びによってその楽しさを得られる機会を、今後も作っていきたいと思います。
今回の研修が参加者の方の楽しい未来の一歩となりますように――――。