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Toggle『起業=会社を設立する』ではない?
起業のご相談を受ける際に、『会社を設立するのって難しそうですが、起業すると会社を興さないととダメですかね・・?』というお話しをよくお聞きします。
みなさん、起業を考える際に、『起業=会社を設立する』とイメージされる方が多いようです。
この考え方は自然で、大変よくわかります。世の中にある有名な事業者はほとんどが会社ですから。
しかし、起業方法には個人事業主から始める方法もあり、女性の場合はほとんどがこれです。
最初から会社を設立する必要はないんですね。
会社とは何なの?教えて!
では、そもそも会社とは何なのでしょうか?
会社とは『利益を追求するために集まった組織集団』・・株式会社、合同会社、合資会社、合名会社などの種類がある。
何だか難しそうですが、大まかに噛み砕くと、個人とは別に会社という別人格を作ろうという事なんです。
会社は法人ともいわれ、法律上主体性が認められます。その結果、会社名義でお金が借りられたり、契約を結べたりします。会社名義でビジネスを展開すると、信用性が増しお金が借りやすくなったり、税金面で有利になったりと、事業を拡大していくのが早いんですね。
なので、世の中の大きな事業者はほとんど全部が会社形態をとっています。
私は会社にした方がいいの?しない方がいいの?
ここで気づいた方もおられるかもしれませんが、
開業当初から会社を設立する事は、利益をどんどんあげて事業を大きくしたい!
早く資金調達してどんどん設備投資していきたい!など、こういった目的を持たれている方向けの開業方法です。
女性に限ってみれば、自分らしく起業したい、自分のできる範囲で起業したいといった方が多いのが実情です。
そういった意味では女性の場合、最初は個人事業主で開業し、ある程度売り上げが立つようになってから会社に移行する(法人成りといいます)といった方法がベターかなと思います。
自信がついてから会社にしたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。