こんにちは、Cheerful pro 代表の橋本かんなです。
本日ご紹介する一冊は、数多くの女性たちから圧倒的支持と共感を受け、アメリカでは30万部を記録しているこの本。
Table of Contents
Toggle『自分で「始めた」女たち
「好き」を仕事にするための最良のアドバイス&インスピレーション』
グレース・ボニー (著), Grace Bonney (著), 月谷真紀 (翻訳) 出版社: 海と月社 (2019/5/16)
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112人(!)の女性たちのカラーフォト&インタビューが掲載されていて、自分らしく活き活きと働いていたい女性に勇気とパワーを与えてくれます。
気になる中身は?
本の内容にも少し触れておきます。
自分にとっての成功は何か、ビジネスオーナーとなって働くことの素晴らしさ、大変さ、資金、経営、メンタルコントロール面、様々なトピックをテンポよく女性が答えていて、読みやすく、参考になる部分が多いです。
起業前に考えておくべきこと、やらなかった後悔にも答えています。
そこに「フリーで、独立して働くことのリアル」が書かれていました。
ファッションデザイナーのメアリー・ゴーイングさん
〜好きなことを仕事にする=「起業家」という仕事に就くこと。
ビジネスが好きでなければその仕事が好きになれない。〜
家具職人・デザイナーのタニア・アギニガさん
〜経営学の授業を取って、コンピュータの勉強や奨学金のリサーチ〜
このように答えていたのが、自分もやりたい気持ちだけで行動&失敗を経験し、女性がビジネスを学ぶ環境を作っている私としては激しく納得させられたポイントです。
確かにここで語られるのはアメリカ人女性の話なので、我々が住む日本との環境の違いから来る若干の違和感は否めません。
出てくる人が「ちょっと極端じゃない!?」と思うこともあります。それでも女性の仕事、人生はこれだけ多様で自由なんだ…!と「ハッとさせられる」だけでも、これを読んで大きな収穫があると思います。
読まなくても価値ある本!?
はっきり言いまして、私はこの本、読まずに「本棚にあるだけ」でも価値がある「ときめき本」だと思いました。
(普段、恥ずかしくて、ときめきとか絶対言えないこの私が…)
表紙や背表紙の『自分で「始めた」女たち』という言葉を見ていると、何が始めようと思った時にひょっこり顔を出す、自分の中にいる怖がりで縮こまる私を追い払い、私の背中を押してくれる、そんな気持ちになります。
スピリチュアルなブレスレットやお守りを買うより、ずっとやる気と運気が上がりそう!…とか言うと、色んな人を敵に回しますね。(笑)
最後に、この本は・・・
起業したい方もした方にもおすすめできるのは勿論ですが、
新しい働き方を目指したい会社員女性にも、自分の可能性を広げるきっかけとして、読んでおくといいでしょう。
男性にはあまり理解されにくいのですが、
女性は感覚やインスピレーションを大事にするし、それが成功の糸口にもなる
という事実を学べるという点では、大人の男性にも手にとっていただきたいです。
「努力と粘りと愛が無ければ本書は生まれなかった」と最後の謝辞で著者が述べていますが、本当にこの本の製作者の方々の「努力と粘りと愛」がにじみ出た一冊なだと思いました。
素晴らしい一冊を編集してくれて、心からありがとうございます。
やるべきことが決まっているけど、もっと行動力が欲しい方は必見。
ホントにおすすめです!
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橋本かんな