こんにちは。女性の起業・経営を支援する株式会社チアフルプロ(Cheerful pro) 代表 女性起業家専門コンサルタント 橋本かんなです。
コロナ禍は終わりましたが、場所を選ばずに働きたいという希望はますます高まっています。今までの稼ぎ方だけでなく、どこでも稼ぎたい自分になるための準備をしたいというご相談も多く寄せられます。
このようにリモートワークのニーズは高いですが、「リモートで起業を、ビジネスを」と思っても、「自分はどんなことができるのか分からない」と思う方は多いでしょう。中には「これまで出社していたり、店頭で働いていたから、私にはリモートで発揮できるスキルがない」と悩む方もいらっしゃるかと思います。
本日は、独立開業で、リモートワーク、在宅ワークをもっと取り入れたい方向けに書きました。
実は私、組織や会社員が向いてない、普通の働き方が自分に合わないと感じています。
場所に囚われず働けるようになりたいんです!
夢はPC一台でどこでも自由に働く!
素敵な夢ですね!課題を与えられてこなすのが向いてる人もいれば、元々やりたいようにやりたい人もいます。
また、人生にはその人にあったステージがあります。合わないと感じるのはきっと成長の証ですね。
何か聞きたいことはありますか?
夢は大きいのですが、具体的に何すればいいかわからなくて…
あと、やっぱりお金を稼げるのかという不安がすごくあります。
なるほど。では今回は独立開業をリモートワーク・在宅ワークで叶える起業をお伝えしますね!
はい!お願いします。
リモートワークの現状とニーズ
副業が解禁される中で、実際に日本人の意識が変わってきているのかと思います。Job総研が行った「2023年 副業・兼業の実態調査」によれば、全体の22.6%が「現在副業をしています」と回答しています。さらに「副業を始めたきっかけ」では、「テレワークの普及」が最も多かったという結果です。
別の記事でも少し触れましたが、実際に私がサポートした女性たちも、今は7割は在宅中心のお仕事で開業、独立を果たしています。場所が必要なビジネスをする方も、ほぼ全員が在宅の作業があるので、そういった意味では9割以上在宅ワーク、テレワークの部分があります。
どのように考えてスタートするのでしょうか?私、女性起業家専門コンサルタントの橋本が解説していきます。
自分の武器を知る
スキルがないとできないと感じて、スキル習得や資格取得に焦る方もいます。これまで2,000名以上の女性と接してきましたが、多くの方が「まだ自分の価値を知らない」と感じています。これまで皆さん何十年と働いてきた経験があります。自分の行動で誰かの役に立ってきたから、対価を得て、働き続けてきたわけですよね? 気づかないだけで、みなさんには武器になるスキルや知識があるのです!
具体的な「自分の武器」の見つけ方は、「自分の棚卸し」をすることです。好きなことや得意なこと、知識や経験をリストアップすると、これまでのキャリアが明確になります。書き終わったら、ビジネスの知識がある方にアドバイスを求めると良いでしょう。
どのスキルがどこの市場で魅力的が、強みと呼べるかを、客観的に判断してもらうのです。
私のコンサルティングの現場でもよくやっているのですが、さらにそれを、細かく分解することをお勧めします。仕事に関してだと、「業務」レベルまで細分化します。すると、武器が見つけやすくなります。
事務職を例にしてみます。事務の仕事を大まかに分けると、予定を確認する、優先順位を決める、タイピングする、電話で納期の調整をする、必要な資料を作成する、アポイントを取る、メールや電話でお願いして取引先に動いてもらう、上司や先輩のフォローをする、後輩を指導する、マニュアルを作る、職場のクリンネスを保つ、仕事の分担を考える、等様々な業務で構成されていると思います。
知人女性で広報をしている方がいますが、副業でメルマガ発信の代行をしています。広報、という大枠だけで捉えると、転職するしかないか、とかいきなり独立?いやいやそれは怖い・・と堂々巡りです。
自分が何気なくやっていた作業が苦手な個人、自営業者、人手が足りない企業があります。そういった方達を顧客にすると、自分には当たり前だったことが立派な武器になり得ますよ。
発想力は、女性の強みです
日々相談業務をしていますが、ご相談くださる相談内容について、やりたいことがお金ありき、市場ありきのアイデアというよりも、
想いであったり独自のこだわりを形にしたいご相談が多く寄せられます。
女性は男性に比べて、いい意味で固定観念に縛られないアイデアを考える方がとても多いなと感じていますね。
会社の椅子取り合戦に翻弄される男性と、社会におけるポジションや意識の違いはあるのかもしれません。建前や誰かを立てないと上に上がれない、などのしがらみの意識があまりないので、瑞々しいアイデアが自分の身の回りの困りごとなどから着想し、アイデアを発展させます。
もしくは会社や社会という大きな単位より、家族やチームといった目の届く範囲の社会に意識がある方が多いことも関係しているのかもしれません。
結果的に、多くの場面で独自の発想力や柔軟な発想ができると私は感じています。
どうやってお金にするかを考えられる知識を身につけたら、オンリーワンのサービスが生まれやすいんです。親子の悩み相談カウンセリングだったり、自立心を芽生えさせる英語教室だったり、女性限定の起業塾だったり。
ビジネス仲間の男性に事例を話すと、お金出す人そんなにいると?と聞かれることがあるのですが、私も含め皆さん本業としてやっているので、ビジネスって面白いなー、こうじゃないと稼げないと思ってるとわからない世界だろうなあと思います。
ここでこっそり大事なお話をします。起業初期の段階でとりくみやすい商品・サービス仕事の種類は大きくわけて2種類あります。
①依頼者、欲しい人の代わりに成果物を納品、何かを代わりにやってあげて完了する『代行型』のサービス
②企画をしてそれを動かすためにリソースを集めたり、保管する『プロジェクト型』
この2つです。
前の項で述べた、自分のスキルや経験を武器とする『代行型』サービスと、女性の柔軟な発想力を企画に落とし込んでできる『プロジェクト型』。
目の前のことを日々頑張ってきた女性ほど活躍できる場だと思います。
自分の強みや日常の中で世間が見過ごしがちなアイデアを、ビジネスの資産として最大限に活用しましょうね!
日常から見つけるビジネスチャンス・継続こそが成功の鍵
起業成功は難しいことのように考えている方も多いですが、難しいのはダイエットや勉強と同じで、継続することです。
事業を立ち上げる事自体は決して難解なことではありません。
ビジネスチャンスは日常生活の中にたくさんあります。
日常生活の中に潜むビジネスチャンスを見つける眼を養うことが重要です。例えば、子供が遊ばなくなったポケモンカードや中古の靴も、適切なターゲットにアプローチすれば高価で売買されています。これは、物事の価値は見る角度やターゲットによって大きく変わることを示しています。
柔軟な考え方を持ち、新しい可能性を常に探していくことが大切です。
あとはそれを走らせる、継続できる環境を手に入れれば、初心者でも軌道に乗せていけます。
さいごに
今回のブログでは、在宅ワーク、リモートワークを考えている方には特に意識してほしい点として、自分の価値や女性の強み、日常に隠れたビジネスチャンス、そしてその成功への鍵をお話ししました。
しかし、理論だけではなく実際の行動が大切です。今回の記事が、読者の皆さまの行動の一歩を後押しするキッカケとなれば幸いです!
ちょうど昨日、1年弱サポートしていた女性から、独立開業の時期が決まったことや、
自分のサービスが良い流れで受注に結び付いて「すごいじゃないですか!良かったですね~~~涙」と努力が実ったことをオンライン越しに喜びあっていました。こういう女性を引き続き増やしていきたい!これが継続できる環境をもっと私も作らねばと自分自身気合が入ったのでした。
次回も、皆さまに有益な情報や考え方をお届けして参ります。どうぞ、お楽しみに。
女性起業家専門コンサルタント 橋本かんな
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