こんにちは。女性の起業・経営を支援する
チアフルプロ(株式会社Cheerful pro)代表の橋本かんなです。
ーーチアフルプロ(Cheerful pro)の実績ーーーーー
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子育て中のママ → 得意なパソコンスキルを強みにしてフリーランスとして独立
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さて、今日も起業経営について学び、あなたの生き方・働き方をアップデートさせましょう。
起業の成功は、お金の知識があるかないかが、大いに結果を左右します。
私自身、起業して経営をしていますので、お金のことは日々考えますが、起業を始めたばかりの時は、今よりも経験がないので、とにかく不安が多かったなぁ、としみじみ感じます。
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Toggle家計もビジネスも圧迫するのは「固定費」
起業準備をしていると、
必要なものが色々見えてきます。
準備の段階から、何をするにも経費がかかります。
そして、この中でも大きな位置を占めるのが、固定でかかる費用、いわゆる固定費です。
家計でも、固定費は悩みどころですよね。
家賃をはじめ、水道光熱費、通信費のほか、保険料、サブスクの料金、教育費、自動車の維持費など・・。
お勤めしていて毎月収入はあるはずなのに、払うものばかりで、いっこうに生活が楽になる兆しがない・・・、と感じている人も多いと思います。
でもそんな時、
「どこかを見直せば、案外やっていけるかも!」
と発想を変えてみると、意外と無駄な固定費があることに気づいて、身軽に過ごせるように感じます。
実はこれ、起業にも当てはまるんです。
起業成功は「形から入らない」ことがポイント。
賢い経費管理とキャッシュポイントの重要性
参考までに、
起業における固定費には、以下のようなものが含まれます。
- 賃貸料: オフィスや店舗の賃貸料
- 水道光熱費: オフィスや店舗の水道光熱費
- 通信費: 電話やインターネットの料金
- 人件費: 従業員の給与や福利厚生費
- 保険料: 事業用の保険料
- 車両費用: 事業用車両のリース料や燃料費、車両保険料など
- 備品費: 事務用品や清掃用品などの消耗品費
- 機器費用: 事業運営に必要な機器や設備の購入やリース料
- 広告宣伝費: 広告や販促活動にかかる費用
- その他事務関連費: 事務手数料や会計業務にかかる費用など
これらをかけ始めると、毎月、何万、何十万とかかります。
家計のやりくりと同じように、
お金の観点から起業を成功させるには、
- どれだけ初期投資を回収出来るか
- 毎月の固定費を抑えるか
にかかっています。
以前、このような相談者様がおみえになった時の話です。
起業準備に時間を取れていないから、お尻に火をつけるためにと、
「場所借りてしまおうかな」と仰っていました。
私はその案を全力で止めました。
これは例えるなら、安定した収入がないけれど、これから頑張って働くぞ!と、
「出世払いでマンションを購入する」といったことと同じようなものです。
形から入ったらやる気がでるだろう、と考える人はけっこう多いんですが、
これは非常に危険です!
先ほど、固定費の例でも挙げたように、物件を借りると、その時点から家賃が発生します。
同時に電気、水道、ガス等水道光熱費もかかります。
アルバイトや社員を雇うと、毎月のお給料が発生します。当然赤字でも、現場に来てもらった以上はお支払いしなければなりません。
売上の少ない時期は「どうやってアルバイトさんの給料を払おうか?」と頭を悩ませることになる起業家さんは案外多いものです。
集客が十分にできていないまま起業をスタートして、
売上が0で、固定費が10万円かかれば、
いきなり赤字10万円からのスタートです。
この状況で、例えば美容サロンを始めるとします。
単価1万円を払って貰えるお客様を集めて、
会社員の初任給程度の収入を得るには、
最低でも20人のお客様が必要です。
現実的には、
月に20人からお金をもらい、日々、接客もして、毎日集客のための発信もしている、
という状況を作っていくことが必要となります。
物件を借りるかどうかは、このくらいの状態になっていることが、一つの判断材料になります。
せめて、この状態に自分が持っていくことに腹を括っておかねばなりません。
また、サロンに近いものとして、
「コミュニティのようなカフェスペースをやりたい、
場をつくってあげたい」
という思いで起業する女性もいます。
その志は素晴らしいと思います。
ただ、想定されているビジネスのコンセプトが、
「できるだけ安く、利用料1,000円くらいでゆっくりできる場所を提供する」
といったもので、物件を借りたとすると、
毎月の必要経費を賄って、同時に利益を出していくことは難しいでしょう。
単に場を提供するだけではなく、それ以外に何を販売し、どうやって収益を確保していくのか、具体的なプランが必要です。
起業をする時には、収益を得る機会や収益を出すしくみ、いわゆるキャッシュポイント
を明確にする必要があります。
例えば、
- 事業プラン
- 顧客ターゲット
- 集客方法(発信の仕方とその内容)
- 事業の強み・特徴など
- 提供するサービス・商品
といったものになります。
固定費をかける前に、まずはこういった、
事業が利益を生み出すための、具体的なポイントや方法を考えるところから始めていきましょう。
起業家の卵女性たちへのアドバイス。節約と行動力がチャンスを引き寄せる近道
ここから始めましょうというお話をします。
仮にお店をやりたい人が、固定の場所を持たずに、
お客様を集めるにはどんな方法があるか検討します。
私はまずは自分で、
どうしたら節約できるか、単独で何ができるか、を考えてみるようにオススメしています。
先ほどのサロン開業、コミュニテイーサロン開業について、
場所については、お金をかけず始めようと思ったら例えば、
・施術をする時だけ自宅を開放
・日頃はネット上で関係性を育んで、リアルで会う時だけカフェで会う
といった方法があります。
収益については、もし開業時に利益を確保したいなら、
1つ10万円の商品なら、
1つ売れれば目標達成、5万円なら2つ。
では5万円、10万円お支払いいただける商品は何があるだろうかと考える、ということができます。
工夫次第で、今考えているプランよりも、経済的にも精神的にも余裕をもって、自分自身も楽しんで働いていく形をつくる方法はたくさんあります。
ですから、焦って物件を借りてしまわず、
理想を持ちつつ、今できるベターな妥協策を考えることが大事です。
そして、不思議なことに、
固定費をかけるのを我慢して、自分なりに工夫しながら準備している人にはチャンスは巡ってくるものです。
自分の事業を知ってもらうために、人に会ったり、自分がしたい事業に関連する団体などに入ったりして、
「私はこういう活動をしています」
ということを発信するための、場所や機会を作っていくでしょう。
すると、
信頼関係が生まれ、安く借りられる話や良い場所、物件を紹介してもらえたり、自分のビジネスについて話す場や人を紹介してもらえたり・・・
といったことが多くの起業家に起こるのです!
これには理由があります。
具体的に動いて準備をしていると、チャンスが見えるからです。
こんなことがしてみたい、いつかできたらいいな、といった気持ちはあるものの、漠然と過ごしているだけでは何も見えて来ませんが、
発信したり、人と会うことで、情報やニーズへの感度が上がります。
目の前に来た話がチャンスかそうでないか、判断できるあなたになっています。
さらに、
真面目に頑張る人には、周囲の人もアンテナを張ってくれます。
「知り合いに、イベントをしている人がいて、
その人は、集客は得意だけど、そこで話をしてくれる人が見つからなくて。良かったらやってもらえる?」
とか、
「そう言えばこんなことやってるって言ってましたよね。
今度、知り合いに紹介しますよ。」
・・・という具合に、発信していくことでつながりができ、最終的にチャンスをつかめるケースをこれまで沢山見てきました。
まるでパズルのピースを埋め合うように、
自分のできることが相手の足りないピースを埋めたり、
自分ができないことを他の人が助けてくれる・・・
といったことが起きるのです。
なので、
- 信頼してもらえるだろうから場所を借りる
- しっかりと採算を考えずに、やりたい想いを優先してしまう
という理由で固定費をかけようとするのではなく、
その前にできる準備・行動をやったうえで、
最終的に場所を借りるか、検討すべきでしょう。
まずは、自分なりに起業を小さく実践してみてください。
リアルに動くと、場所を借りる前に、その場所を借りることで、
どのくらいのメリットがあるかを、
自分で計算できるようになります。
リスク回避にも繋がり、節約にもなります。
また、実際に少しだけやってみることで、人数や予算の見込みがつくので、
本当に必要な経費が見えてきます。
その方が、自分にとって、必要なものだけにお金が使えます。これこそが賢い経費の使い方なのです。
消費と投資のバランスが成功の鍵!先を考えたお金の使い方をしよう
お金の使い方は大まかにいうと、消費・投資・貯蓄・寄付の4つに分けられますが、
起業においては、「消費」と「投資」をしっかりと考えていくことが大切です。
私の場合、起業初期~中期まで、多くの個人客を相手にするサービスではないので、顧客管理のためのシステムやマーケティングツールについては契約はせずに、自分の時間を管理作業をこなしていました。
また、場所についても、できるだけ使う機会ごとに払う形で借りていました。
一方で、個人事業主が加入する団体に参加していて、
その参加費は、自分の成長と宣伝広告も兼ねていると思って払っていました。
起業を始めたばかりの時期は、自分のことを知ってもらうための活動にかかる費用は節約せず、投資としてお金をかけていました。
場所や水道代光熱費・税理士さんの顧問契約など、それそのものからお金を生み出さないものには、消費になりかねないのでまだお金をかけられない。
その代わりに、目的を持った学びへの自己投資や、広告宣伝のための人と会う時間・交際費などに対しては、今後回収できる可能性があるもの(投資)として、お金をかける。
このように、メリハリをつけて支払いを管理していました。
最後に
私の経験や、お金のかけ方、まずやるべきことについて語らせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
貯めるのは時間がかかるのに、使う時は一瞬でなくなるのがお金の難しいところです。
有効活用するためにも、このように勉強しながら実践していってくださいね。
女性起業専門コンサルタント
株式会社Cheerful pro
橋本 かんな
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◆こんな疑問を持っていたら…◆
・女性が起業できるって本当?
・経営とか、知らないことだらけだけどみんなどうしてるの?
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・モチベーションが続くか心配…
・知らないことが多すぎて、何がわからないかわからない
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