起業の相談は誰にする？求めるべきは問題解決力と実践的アドバイス

 

みなさんは、起業の相談をするなら、どんな人に相談してみたいですか？

 

世の中には多くの起業相談に関する相談機関や企業があり、相談できる環境は整っています。

しかしながら、いざ自分が相談しようと思ったとき、どこが良いのか、どうやったら自分に合う相談相手を見つけられるのか分からない、と悩んでしまうこともあると思います。

 

有難いことに、私はこれまで、女性起業専門コンサルタントとして、

起業成功、新規事業立上げ成功に向けての相談を、日々たくさん受けてきました。

 

相談では、皆さんの思いや疑問を大切にしながら、起業の実現に向けた実践的なアドバイスをお伝えしています。

 

読者である女性の皆様が起業の相談をしようと思ったとき、相談相手に期待することとして、

 

• 起業の経験がある
• 自分の気持ちをわかってもらえそう（男性よりも、女性の方が分かってもらえような気がする）
• 自分がやりたい事業について、詳しい情報を持っている
• 何でも話せて、信頼できる

などがあると思います。

 

相談しようとしている相手が、ご自身の希望条件に一致しているか、ある程度見極めた上で話をした方が、時間の無駄にならないでしょう。

 

起業相談でできる体験。私、橋本の場合

弊社はHPからお問合せいただくことが多いのですが、自分自身、相談を受けるときに、気を付けていることが２つあります。

 

まず一つは、

 

相談者の声を否定せず、耳を傾けること。

 

女性の相談では、「ただ聞いてほしいだけ」ということがありますが、

 

これは、相談者にある程度の情報があり、自分の中に答えがある場合。

 

相談者が話をすることで気持ちを整理したり、共感を得たりすることが目的であり、具体的な解決策は求めていないということがほとんどです。

 

これも一つの相談の形ですが、

起業、新規事業立上げなど、未経験の世界については、実現するための解決策やヒントとなるような、具体的な答えを持ち帰っていただきたいと思っています。

 

そのために、相談者の方々の、漠然とした悩みの背後にある真意を理解することが、解決のキモだと自分の中で心得ています。

 

悩みの背後にある真意を理解する、とはどういうことか、

一つ例を挙げて説明します。

 

「やりたいことはあるけれど、事業としてうまくいくか不安です」

 

という相談者がいたとします。

 

そこで、どんなことが不安なのか、を聞くと、

 

・成功するかどうかが不確実

・もし成功しなかったら、時間やお金、労力が無駄になるかもしれない

 

という理由が出てきたとします。

 

しかし、ここで深くお話を聞かないで、これを不安の正体だと思ってしまうと、

お金の面、効率の面にフォーカスした内容で相談が続いていくでしょう。

 

しかし、相談の始めに話す内容は、確かに不安材料ではあっても、不安の核心とは違うことが多いのです。

 

不安に寄り添って、丁寧にお話しを聞いていくうちに、

 

実は、

 

家族や友人、社会からの期待や評価に応えられるかどうかというプレッシャーがあり、物質的なこと以上に、心理的な部分での不安が大きい

 

というのが真意であることが見えてきたりします。

 

こうなると、解決しなければいけない不安や課題の解決方法は、全く別のものとなります。

 

つまり、相談者が発した言葉だけでなく、その言葉の奥にある真意や本当の問題を見極めることが、問題解決の鍵となるのです。

 

そしてもう一つは、

 

起業のリアルな現実や経験を伝えること。

 

起業というのは、決して簡単な道のりではありません。

継続することの難しさ、そして現実の厳しさを伝えることも私の役割です。

 

インターネット上には「誰でも簡単に100万円稼げる」という甘い誘惑の広告や動画が溢れていますが、これには多くの条件が伴います。

 

例えば、

　・革新的なアイデア（新しい市場やニーズを開拓するための独創的なアイデア）

　・市場の需要（アイデアや商品に対する市場の実際の需要がある）

　・競争力（他社との差別化や競合優位性）

　・適切なタイミング（市場や環境の変化の見極め）

　・リスク管理（リスクを最小限に抑えるための計画や戦略）

　・経験やスキル（関連する業界やビジネスについての経験やスキル）

　・資金やリソース（必要な資金やリソースの確保と適切な活用）

　・マーケティング能力（商品やサービスを市場に適切にアピールする）

 

このように、成功には様々な要素が絡んでおり、努力や戦略が必要です。

 

厳しい現実を突きつけられると、

自分の中で温めたアイデアや自信、情熱といったものも、かき消されてしまいそうになります。

 

しかし、それでも希望を失ってはいけません。

 

私が運営する、起業家になるためのスクールを受講した方の中には、多くの先輩起業家がいます。

その方たちは具体的な手順を踏み、学びを実行しました。

 

本やネットで、「起業を成功させる方法」といった情報はたくさん出ていますが、具体的なことは詳しく分からないことが多いのが現状です。

 

実際に成功した人たちの実体験には、学ぶべきエッセンスが詰まっています。

そしてそれは、これから起業する人、既に起業している人にとっての希望になります。

 

これらの経験をシェアすることは、相談者さんにとって、貴重なヒントとなっています。

 

起業生存率10％の中で、起業成功者たちに共通する「自分で考える力」と「柔軟性」

一般的に、起業後の会社の存続率は、設立して3年で65％、10年で6.3％、20年で0.39％、30年経つと0.025％といわれています。

 

つまり、創業からわずか10年の間に9割近くの会社が廃業するということです。

 

このような現実の中で、実際にどのような人が成功しているのでしょうか？

 

今まで、起業を目指す女性の相談を受けてきた中で、私が思う、起業が成功する人は、

 

「自分で考える力」と「柔軟性」を持ち合わせている、と感じます。

 

まず、「自分で考える力」ですが、

 

ビジネスの世界では、

 

・顧客が何を求めているか、

・どのようにすれば集客できるか

 

ということについて、

 

「私の場合はこうだ」という

自分の答えを見つけ出すことが不可欠。

 

そのためにもピン！と来たら、動いてみる。

単に他人の成功法則を真似るのではなく、

自身の状況に合った独自の方法を、自分で考えて、見つけ出すことが重要です。

 

そして、このために、２つ目の「柔軟性」がすごく求められます。

 

過去の私の実体験：集客活動の挫折経験があったからこそ見つけた「マイスタイル」

 

実際、私も事業を軌道に乗せるまでに、多くの試行錯誤を重ねることで、この２つの力を身につけました。

 

私は現在もメルマガ配信を続けていますが、

実はこれまでに、２回挫折しているんです・・！

 

1回目は、

読者をまず100名弱集め、

読者を喜ばせようと、読む楽しさを追及して書いていたら、

すぐにネタが切れ、ある日急に書けなくなったり‥

 

2回目は、

狭い対象者向けにと限定したのはいいものの、

構成の型や話題をある程度決めていたのが自分には仇になり、

自由に書けず苦しんで終了することにしたり‥

 

そこで3回目の今。

 

一定の規則は自分の中であるものの、

役立つお話を好きなように書く、ということについて、

自分の中でOKを出しました。

 

すると、これが功を奏して、書くことが楽しくなったので、続けられています。

 

自分に合った方法は、すぐには見つかりません。失敗しても諦めずに、

また自分で考えて、やってみて、うまくいかない時には柔軟に変えていく。

 

この繰り返しが、「自分だけの答え」を見つけ出すことにつながっていきます。

 

専門家、メンター活用であなたの起業の始め方、やり方の答えを見つけましょう

これまで数多くのやりたいことがまだ明確でない女性の起業アイデアを、

一緒に見つけたり、行動をサポートしてきましたが、皆さん本当に成功の仕方は様々でした。

 

SNS、チラシ、Web広告、人脈、紹介、様々な手法があり、

試しながら成果が出るものを強化していくことになります。

 

あなたにも、自分が「しっくりくる」やり方が必ずあるのです。商品、お客様の層、金額、自分の見せ方、広め方、管理の仕方、すべてにおいて、

自分がしっくりくる答えが。

 

とはいえ、これを一人で見つけるのは大変です。

だからこそ、専門家に相談したり、起業成功者のリアルな声を聞いたりして、

あなたの夢を現実に変えていくことをオススメしています。

 

今の時点で自分が成功者に当てはまるかどうかは、人によりますが、

日々一歩でも近づくことは誰にでもできます。

 

あなたの未来の活躍を、今日も心より願っています。