こんにちは。
株式会社Cheerful proの橋本かんなです。
女性の起業やキャリア形成をサポートする仕事をしていると、たくさんの方同じ悩みを伺います。
それは「仕事も大事。でも自分の時間も大事。でも、両方を大切にしようとすると、どちらも中途半端になってしまう気がして苦しい」というお悩みです。
私自身も、同じような葛藤を何度も経験してきました。
仕事に情熱を注ぐほど、自分の時間を削ってしまい、気づけば体も心も限界ギリギリ。
そして、少し立ち止まっては「私、何のために頑張っているんだろう?」と問い直す
そんな時期を何度も繰り返してきました。 今日は、「仕事も自分も大切にする」というテーマについて、少し現実的な視点からお話ししてみたいと思います。
プライベートと仕事のバランスは「50:50」とは限らない
よく「ワークライフバランス」と言いますが、バランスとは必ずしも半々という意味ではありません。
大切なのは、自分にとって心地良い配分を知っておくことなんですよね。
例えば、ある人にとっては「7割仕事・3割プライベート」が心地よく感じられるかもしれませんし、別の人にとっては「5割・5割」かもしれません。
その比率は、ライフステージや季節、家族の状況、そして自分の心身の状態によって変化して当然です。
私も20代のころは、仕事が8割を占めていても楽しい時期がありました。
でも40代になった今、同じペースで働けば、確実に疲れが溜まり、パフォーマンスも下がります。
「以前できたから、今も同じようにできるはず」と無理をしてしまうと、バランスを崩してしまうことが多いように感じます。
バランスとは、固定された理想形ではなく、常に調整していくプロセスなのだと思います。
今回私がお伝えしたいのは、 白か黒かではなく、その人らしいグラデーションを選べる ということです。

頑張りすぎてしまう人ほど、気づきにくいサイン
バランスを崩しやすい人ほど、責任感が強く、丁寧で、人に迷惑をかけることを極端に恐れます。
そんな方に多いのが、次のような状態です。
- ふとした時にため息が多くなる
- 休日も「次の準備」を考えて心が休まらない
- 人に頼むより、自分でやった方が早いと思ってしまう
- 好きなことをしているはずなのに楽しめない
これらはすべて「頑張りすぎているサイン」です。
特に自分の仕事が“好き”な人ほど気づきにくいのが特徴なんですよね。
バランスを取り戻す一歩目は、「頑張りの限界ライン」を自覚することです。
私自身、心が疲れているときにはすぐ答えを出そうとするクセが出ます。
そんな時は、あえて一呼吸おいてから決めるように意識しています。
私の体験|完璧をやめた日のこと
過去の私は、「ちゃんと全部やらなきゃ」と思い込みが強く、勝手に自分を追い込んでいました。
ある日、夕飯づくりにどうしても気力が追いつかず、そっと食卓にレトルトカレーを並べたことがあります。
最初は「手を抜いた」と感じて胸がザワザワしましたが、その日は不思議なほど心が軽くなりました。
家族との会話もいつもより柔らかく、笑顔で過ごす時間が増えたんです。
その日から私は、「完璧じゃなくていい。できる方法でやればいい」という考えに切り替わりました。
この小さな選択が、私の働き方と心の余白を大きく変えました。

「ゆるみ」がある人ほど成果が出る
「もっと休む=サボる」ではありません。
私たちの脳や感情には、一定のゆるみが必要です。
心に余白があるからこそ、新しいアイデアやひらめきが生まれます。
ぎゅうぎゅうに詰まったスケジュールやタスクでは、良質な判断ができなくなり、結果的に仕事の質も落ちてしまいます。
たとえば、
- 朝の10分だけ携帯を見ずにコーヒーを飲む
- 週に1日は「考えない日」を作る
- 好きな香りや音楽を生活に取り入れる
このような「些細なゆるみ」が、集中力を高めてくれることがあります。
これらは単なるリラックスではなく、「パフォーマンスを上げるスキル」 なんです。
最近、サポートしている女性からこんな声がありました。
「前は決めたやり方に固執しがちだったけど、やりながら修正することに慣れてきました!」
その方は、学びながら実践するスタイルに切り替えたことで、ほんの短期間でメキメキと力をつけています。
完璧を目指すのではなく、まずやってみる → 必要なところだけ整える
この柔らかい姿勢こそ、実は大きく前へ進む近道なんですよね。
決めた方法に固執しないほうが、かえってスムーズに進むことって本当に多いのです。
「仕事も自分も大切にする」は習得可能なスキル
仕事と自分のバランスを調整するのは、感覚ではなくスキルです。
そしてそのスキルは、誰でもトレーニングで身につけることができます。
少しずつでいいので、次のような習慣を取り入れてみてください。
- 朝と夜に1分だけ、自分の体調・気分をチェックする
- 何かを「やめる」リストを作る
- 自分の頑張りを言語化して認める
- 「1人の時間」と「人と過ごす時間」の配分を見つめ直す
小さなセルフマネジメントの積み重ねが、結果的に仕事の成果や幸福度を上げてくれます。
そしてこの力がつくほど、働き方も、人生の選択も、驚くほどラクになりますよ。

女性の働き方に向き合い続けて思うこと
私は経営者として走り続けてきた中で、たくさんの女性たちの働き方に触れてきました。
出産、育児、介護、キャリアチェンジなど、環境の変化とともに悩みは変わります。
でも、どんな立場や年齢でも共通するのは、「仕事も自分も、どちらも大切にしたい」という想いでした。
だからこそ、当社では「頑張るだけでは続かない働き方」ではなく、心と体を整えながら、社会に貢献できる形を一緒に探すサポートを大事にしています。
ひとりひとりの心地よいバランスは違っていい。
その許可を自分に出せるようになると、人生も仕事もぐっと豊かになります。
仕事も自分も大切にできるというのは、実はとても贅沢で、そして成熟した生き方だと思います。
頑張りを少し緩めて、自分の心に耳を傾ける時間を、どうぞ大切に過ごしてください。
あなたオリジナルのバランスで起業を目指す方法
仕事と自分のバランスに正解はありません。
大切なのは、誰かのマネじゃなくて「私にしかない」スタイルに仕上げていくことだと思います。
バランスとは、整えるものではなく調整し続けるもの
頑張りすぎに早く気づく感度を持つ
小さな「ゆるみ」が思考を豊かにする
バランスを取る力は、習慣で育てられる
そしてその中でも、決めたことに固執せず、その時その時で自分の選択を見直す。
どんなときも「自分を置き去りにしない働き方」を意識してみてください。
それができるようになると、仕事にも不思議と良い循環が生まれます。
忙しい毎日の中でも、自分を大切に扱う時間をどうぞ忘れずに。
今日もあなたの一日が穏やかで笑顔にあふれたものになりますように。
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