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Toggleいよいよ契約!・・とその時
みなさんは、お客様といよいよ契約!という場面で、契約書を作るかどうか迷ったご経験はありませんか?
小さい金額だから必要ないのでは?契約書とか堅苦しい・・
そのように思われている方が多いのではないのでしょうか?
確かに契約書と聞くと構えてしまいますよね。
今日はそんな契約書に関するコラムです。
そもそも、「契約」とは?
契約書のお話に入る前に、「契約」というものに触れておきましょう。
そもそも、「契約」とは何なのでしょうか?
それは・・・「契約」とは「お互いの意思の合致で成立するもの」です。
ん?わかったようで、よくわからない。
意思の合致ってなに??と思ってしまいますよね。
例えばコンビニでお客さんが欲しい商品をレジに持っていき、買いたいことを主張します。
するとコンビニの店員さんが商品のバーコードを読み込み、価格を提示してくれます。ここに買いたい、売りたいというお互いの主張が出てきます。この主張が「意思」というものです。
そしてこのお互いの主張が一致することで「意思の合致」となり、売買の契約が成立するのです。
その後お客さんが代金を支払い、店員さんは代金を受け取ると同時に商品であるおにぎりを渡します。これで契約の全てが終了します。
無事にお客さんは商品をゲットし、お店側は代金を支払ってもらえました。これが契約というものです。
日常的にやっていることなので気が付かなかったかもしれませんが、実は私たちの日常生活に契約はありふれているものですね。
ではいよいよ本題です。
契約をする際に契約書は必要なのでしょうか?
実は契約自体の成立には契約書は必要ないのです。
先ほどのコンビニでの例でいうと買いたい、売りたいというお互いの意思の主張が一致していれば契約自体は成立しています。
コンビニで売買契約証書などという書類に名前を書いたりしていませんよね。
ではなぜ契約書を作る場合があるのでしょうか?
それは、契約書を作ることによってお互いの認識を確認するためなのです。
例えば家を借りる時(賃貸借契約といいます)、
・賃料を大家さんのお家に持って行って支払うのか
・銀行振り込みにするのか
・月初めに支払うのか、月末に支払うのか・・・
となど細かいことまで自由に自分たちで契約の内容、つまり約束事を決めることができます。しかし自由ということはお互いの認識がずれる可能性があります。
賃貸借の家賃支払いの話でいうと、
・大家さんは月初めに支払ってもらえる
・家を借りる人は月末支払い
とお互いが勝手に思い込んでいるとトラブルの原因になりますよね。
そこで契約書を作りお互いの認識を確認しておくのです。
また契約書があることによって実際にトラブルが起きたとき証拠になり、無駄な争いを回避することもできます。
ですので、みなさんが起業をされる場合も、
金額が大きいサービス、長く関係が続くようなサービスを提供する場合は、契約書を作成しておく方が安全であるといえますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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