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起業前の危ない不満「上司がわかってくれない・会社が変わらない」…じゃあどうする?

こんにちは。
Cheerful pro 代表 橋本かんなです。

働く女性、特に起業・独立を考えている女性は真面目な方が多いですね。

会社や上司について、
不満や愚痴がどうしても出てくることがあります。

真面目なゆえ、色々気がついてしまうのですよね。

それについて、起業を目指す女性なら、
どう考えるべきか?考えてみたいと思います。

会社員時代、私が先輩にたしなめられた話

上司がわかってくれない
会社に伝えても全然変わらない

これ、私も思っていましたし、
先輩に直談判したりもしていました。

 

若手社員だった私はある日

「この仕事は正社員と派遣と区別しない方がいい」と言ったところ、

別室で先輩から

「会社側が正社員に払ってる金額はとても大きい。

だから正社員に責任を持ってもらうのは当然だ」とたしなめられた経験があります;^^

 

みんなが良くなることなのに、何でこうなの?と良く不満を漏らしていました。

 

自分が正義と疑わず、

結局会社ってそんなもんだよねと言っていたあの頃の私。

 

そんな単純な話じゃないよ、幼き私よ、と言いたいです。笑

起業する女性にも大事な「会社の3つの使命」

つい、上司の理解がない、会社が変わらないと私達は思ってしまいます。
(って他の人を巻き込むんじゃない;^^)

 

一方で上司、会社からすると

なぜあなたを理解しないといけないのか?

なぜ会社は変わらないといけないのか?

これがピンと来ないから、
主張が受け入れられないのです。

 

・会社は利益を出さないといけない

・様々な法律を守らないといけない

・滞りなくサービスを提供しないといけない

という絶対的な使命があります。

 

基本的に会社のルールも
上司の判断基準もこの3つが最優先です。

 

そうなると

もしあなたの改善案が、主観的な不満だったら、
それを聞き入れるのはかなり難しいでしょう。

 

例えば過去の私が言っていた

「この仕事は正社員と派遣と区別しない方がいい」

という発言。

 

これは根拠が曖昧で、

私個人の主観的な意見と捉えられるし、

会社の使命3つに当てはまるほどの指摘じゃないので、

単に「決定事項に文句を言う、面倒な不満」として放置されてしまうのです・・・!

「みんな大変だ、こう思う」という感情論ではなく、

事実や数字などの具体的な根拠を示し、

それを取り入れるコスト、責任は誰が取るのか、

どう会社に利益をもたらすのか

これらを言葉にできていたら、

結果は変わったでしょう。

今の私の立場でも、
周りから色々改善案をもらいます。

どれも現状をより良くする案です。

しかし時間もお金も人手も有限ですから、
その全てを受け入れるわけにもいかないのが正直なところ。

優先順位を考えて判断して、
必要なものだけ取り入れていって、

事務所経営をしています。


起業したい人にどうしてこのことを伝えるかと言うと、

雇われずに生きると言うことは、

自分が自分の雇用主になると言うこと。

雇用主、つまり給与を払う側です。

給与を払う側の立場で物事を考えられないと、

満足いく収入を自分に払える結果を出せません。

たとえ会社をやめてフリーになっても、

下請け仕事、つまりある人や会社などが引き受けた仕事の全部または一部を、
さらに引き受ける、

立場の弱い仕事しかできず、

ちゃんと経済的に自立するのにとても苦労するからなのです!

会社の使命は

独立開業するなら
あなたにも同じように負う使命なんですね。

 

利益を出す

様々な法律を守る

滞りなくサービスを提供する

交渉相手のこの立場を

腹の底から理解できると、

あなたは提案上手になり、

独立・起業がうまくいきやすいですよ!

賢くなって、経済的に自立した女性に

受講生にはこんな話を、
リアルな体験談を交えながらお話しています。

皆さんの

「わたしそれ言ってた…
やってた…
目から鱗が落ちまくりです!!」

と言う反応が面白いです。笑

(面白がってる場合ではないのですが…)

 

ちょっと本日は辛口な内容でしたが、

ここの読者さんには賢い女性になっていただきたいので、
ぜひ参考にしてくださいね!

Posted in 新着ブログ , 起業独立のヒント