女性の起業・経営を支援するチアフルプロ（Cheerful pro）事務所 女性起業家専門コンサルタントの橋本かんなです。
今回は起業済みの方に耳寄りな情報です。
既に起業している女性で、コロナ禍で売上の伸び悩みに悩んでいる方は、今回の給付金をもらえる可能性があります。このページでは、公的機関のサイトを見てもらう前に、ざっと確認していただくことを目的に、作成しております。
起業を迷われてる段階や起業初期の方はピンとこないかもしれませんが、開業後はこういった情報集めも大事な仕事の一つになりますので、「こういうのがあるのか・・」と言う感覚で流し読みしていただければと思います。
事業復活支援金とは
新型コロナウイルス感染症の拡大や長期化に伴う需要の減少又は供給の制約により、
大きな影響を受ける中堅会社・中小企業・小規模事業者、フリーランスを含む個人事業主に対して、
2022年3月までの事業の見通しを立てられるよう、
事業規模に応じた給付金が経済産業省より支給される制度です。
対象者
中堅・中小・小規模事業者、フリーランスを含む個人事業主の中で、
「2021年11月～2022年3月」の間に、ひと月の売上が、前年、または前々年の同月より50%又は30％以上減少した事業者
ひと月でも、売上30%以上減少していれば、給付対象になるのです！地域・業種に線引きはありません。
自分が対象かどうかわからない方は、まず「2021年11月～2022年3月」の毎月の売り上げをエクセルでもいいのでまとめてください。
そして、前年、前々年の確定申告書を引っ張り出してきて、ここをチェック！
給付金額
給付額は、上記で触れた、2021年11月～2022年3月の売上減少額を基準に算定した金額
を「５か月分」支給するとのこと。 ５ヶ月分はインパクトがありますね。
算出式
給付額＝基準期間の売上高－対象月の売上高×5
■売上が50％以上減少の場合
・法人
年間売上高1億円以下:100万円
年間売上高1億円超～5億円:150万円
年間売上高5億円超:250万円
・個人事業主：最大50万円
■売上が30％以上50%未満減少した場合
・法人
年間売上高1億円以下:60万円
年間売上高1億円超～5億円:90万円
年間売上高5億円超:150万円
・個人事業主：最大30万円
必要書類
・確定申告書
・対象月の売上台帳等
・履歴事項全部証明書（法人）
・本人確認書類（個人）
・通帳（振込先が確認できるページ）
・宣誓・同意書 ほか
申請受付開始時期
申請受付は2022年1月31日の週より開始されるとのこと。
随時公表資料が更新されておりますので、最新の情報は必ず経済産業省ホームページよりご確認ください。
事業復活支援金（経済産業省ホームページ）
事業復活支援金事務局ホームページ
最後に
書類の準備はちょっと面倒ですが、1人で開業して頑張っている女性にとっては、10万でも5万でも、もらえたら助かりますよね。
ほとんどの人にとって、集客よりは楽ですから（笑）ぜひ前向きに捉えていただければと思います。
行政の相談窓口ができていました。口頭で聞きたい方は、一度問い合わせください。
事業復活支援金事務局 相談窓口
【申請者専用】
TEL：0120-789-140
IP電話等からのお問い合わせ先：03-6834-7593（通話料がかかります）